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劉暁波氏、ノーベル平和賞の授賞式に参加できず [劉暁波 ノーベル平和賞 人権問題 中国]

ノーベル平和賞 オスロで授賞式 劉暁波氏は参加できず(毎日新聞より)

中国で収監されている民主活動家、劉暁波氏(54)へのノーベル平和賞授賞式が10日、ノルウェーのオスロ市庁舎で開かれた。北京で自宅軟禁下にある妻、劉霞さんも式典に参加できず、金メダルなどの授与は見送られた。受賞者と親族が不在の授賞式は、1935年の受賞者でナチス政権の収容所にいたドイツ人平和活動家、カール・フォン・オシエツキー氏以来75年ぶり。

 授賞式会場の演壇脇には、中国・遼寧省の刑務所で服役している劉氏の顔写真が掲げられた。ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長の隣には劉氏のために椅子も用意され、メダルと賞状が置かれた。委員長は演説で「劉氏は市民の権利を行使しただけで何も間違ったことはしていない。彼は釈放されなければならない」と述べるなど、中国政府に強烈なメッセージを送った。

 劉氏は、08年12月に発表された中国の民主化を求める宣言文「08憲章」の起案を主導。今年2月、国家政権転覆扇動罪で懲役11年の刑が確定した。

 委員長の演説に続き、ノルウェーを代表する女優リブ・ウルマンさんが劉氏に代わり、、09年12月の裁判で劉氏が陳述した「私に敵はいない」と題する文章を読み上げた。劉氏はこの中で「言論の自由を押し殺すことは、人間らしさの息の根を止めることだ」と訴えていた。

 最後にノルウェー国立オペラ座の児童合唱団が歌声を披露。獄中の劉氏が妻・劉霞さんを通じて平和賞委員会に希望を伝えていた。

 授賞式には65カ国が招待されたが、当日まで出欠を明らかにしない国もあり、平和賞委員会も把握にてこずる状況だった。最終的に欧米を中心に48カ国が出席したものの、中国やロシアなど17カ国が欠席する異例の事態となった。「中国の法律に違反した犯罪者への平和賞の授与は、中国への内政干渉である」と主張する中国は、各国政府に授賞式への出席を控えるよう圧力をかけてきた。

 一方、式典には、89年の天安門事件につながる民主化要求運動を指導した方励之氏ら多数の在外民主活動家が参加した。劉霞さんは当初、国内の活動家を中心に授賞式の招待者リストを作成したが、多くが当局の監視下に置かれるなどしたため、在外者中心の参加となった。

 政治的理由で受賞者が授賞式に出席できなかったのは、オシエツキー氏をはじめ、ソ連(当時)の物理学者サハロフ氏(75年)▽ポーランドの自主管理労組「連帯」を率いたワレサ氏(83年)▽ミャンマーの民主化運動指導者のアウンサンスーチー氏(91年)に続いて5回目。

 ◇「私に敵はいない」の要旨

 授賞式で読み上げられた劉暁波氏の文書「私に敵はいない」の要旨は次の通り。

  □

 (天安門事件があった)89年6月は私の人生で大きな転機だった。これまで自分に課したことは、人間としても作家としても正直さや責任感、また尊厳を持った人生を送ることだった。

 (事件から)20年以上が過ぎたが、犠牲者の霊はまだ生き続けている。私の自由を奪った政権に言いたい。20年前のハンストで表明した「私には敵も憎しみもない」という信念は変わっていないと。私は最大の善意をもって政権の敵意に向き合う。

 憎しみで人間の知性や良心を腐敗させることはできない。敵意は社会の寛容と人間性を封じ、自由と民主主義への道筋を妨げる。改革・開放は階級闘争という毛沢東時代の指針を捨て、経済発展と社会調和を目指すものだった。そのプロセスは敵意を無力なものにし、憎悪の哲学を排除することでもあった。そして、その敵意を弱めることは、政治分野においては、反体制派に対する迫害の減少など、これまでにないほど(政府の)寛容さにつながった。04年、憲法に人権の保障が盛り込まれ、それは人権が中国でも既に国の基本的な原則になったことを意味した。

 この進展は私自身の経験からも感じることができる。警察官や検察官、裁判官は侮蔑的でもなかったし、自白を強要するものでもなかった。また収監施設での待遇も、尊厳と温かさを感じるものだった。その意味で私は楽観的だし、自由な中国の到来が楽しみだ。

 この20年間で得た幸運とは、妻劉霞からの愛だ。彼女のおかげで私は自分がした選択を悔いることなく明日を待つことができる。

 私は、私の国が、異なる価値観や信念、政治的志向が平和的に共存し、多数派の意見も少数派の意見も等しく保障され、すべての市民が何の恐れも抱くことなく政治的な考えを主張できる、そういう言論の自由が認められる中国となる日を待ち望んでいる。

 表現の自由は人権の基礎であり、人間性の根源であり、真実の母である。言論の自由を押し殺すことは人権を踏みにじることであり、人間らしさの息を止めることであり、真実を隠す行為だ。私は、私自身が中国で続いてきた「文字獄」(言論弾圧)の最後の犠牲者となることを望む。

 私の行為には何の犯罪性もない。だが、もし私の行為のために訴追されているとしても、私はそのことに不満を言うつもりもない。

 ◇ノーベル賞委員会委員長の演説要旨

 ヤーグラン・ノーベル賞委員会委員長の演説の要旨は次の通り。

 劉暁波氏や妻がこの場にいない事実は、授賞が適切なものだということを示している。劉氏への刑罰は彼を(人権の重要性を語る)中心的な代弁者以上のものにした。

 中国はGDP(国内総生産)において世界第2位の国になった。もし中国が市民の権利とともに社会市場経済を発展させることができないなら、中国社会だけでなく世界に危険をもたらす。急速な経済発展は思想や議論の自由が前提にある。新たな立場に立った中国には責任が伴う。

 中国も国連の人権に関する協定を批准している。憲法においても基本的人権を支持している。劉氏は彼の市民権を行使した。彼は何も間違ったことをしておらず、釈放されるべきだ。中国にいる多くの人権活動家は国際秩序の擁護者である。
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ついに中国共産党引退幹部が自由化要求! [劉暁波 ノーベル平和賞 人権問題 中国]

中国共産党引退幹部ら、自由化要求し公開書簡(読売新聞より)

中国共産党の引退幹部ら23人が発起人となり、憲法が認める言論や出版の自由が厳格な統制を受けている国内の状況を痛烈に非難する公開書簡をインターネット上で発表した。

 発表は、服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授与決定直後の11日で、共産党政権は、民主化要求の高まりも警戒してネット上から削除した。

 発起人は、故毛沢東主席の秘書だった李鋭氏、党機関紙「人民日報」元社長の胡績偉氏ら。言論、出版、集会、結社の自由を保障した中国憲法35条が、共産党と政府機関が定める細則のために「絵に描いた餅」になっていると断じた。その上で、全国人民代表大会(国会)常務委員に対し、党中央宣伝部などによる検閲廃止やネット上での言論封鎖廃止などを求めた。
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「天安門の母たち」が、ノーベル平和賞の劉暁波氏の釈放要求 [劉暁波 ノーベル平和賞 人権問題 中国]

劉暁波氏の釈放要求=天安門事件の遺族団体-中国(時事通信より)

学生らの民主化要求運動が中国当局に武力制圧された1989年の天安門事件の犠牲者遺族でつくるグループ「天安門の母たち」のメンバーは12日、ノーベル平和賞授与が決まった獄中の民主活動家、劉暁波氏の無条件釈放を中国政府に求める声明を発表した。海外の民主派系サイトなどが伝えた。

 声明は「平和で理性的、非暴力の闘争を主張する劉氏の受賞決定は、われわれにとって大きな励まし」と喜びを表明。「中国の政治体制を平和的に転換するのに役立つ」と授与を決めたノーベル賞委員会に敬意を示した。

ノーベル平和賞に圧力をかける原始的な国とは [劉暁波 ノーベル平和賞 人権問題 中国]

<ノーベル平和賞>中国が日本にも授賞式欠席要請
毎日新聞 11月9日(火)19時23分配信

 前原誠司外相は9日の衆院予算委員会で、来月ノルウェーで行われる中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式について「(中国側から)授賞式に日本政府関係者の出席を控えるよう求める旨の申し入れがあった」と明らかにした。要請は東京とノルウェーの外交ルートを通じてあったという。前原氏は「在ノルウェー日本大使の出席については適切に対応したい」と述べた。

 菅直人首相は大使出席について「平和賞は大変普遍的な価値を大事にした賞なので検討いただきたい」と述べた上で「(劉氏は)拘束を解かれて釈放されるのが望ましいと今も考えている」と改めて強調した。みんなの党の柿沢未途氏への答弁。
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